外資系CA 航空会社別情報

タイ国際航空採用の全て【会社情報&過去問】

 

タイ国際航空基本情報

概要タイ王国のフラッグキャリアで、スワンナプーム国際空港をハブ空港としています。1959年にタイ航空とスカンジナビア航空の合弁事業として設立されました。世界最大のアライアンス「スターアライアンス」の創設メンバーでもあります。
1960年の海外初就航地は日本(羽田)でした。これを皮切りに、オーストラリア、ヨーロッパ、北米への運航も開始しています。現在では、南米を除くすべての大陸に就航しています。

レターコードTG

設立年1959年

本社のある国タイ王国

保有機材(2021年現在)
エアバスA330-343      15機(退役予定)
ビジネスクラス: 36・エコノミークラス: 263・合計: 299席 12機
ビジネスクラス: 31・エコノミークラス: 263・合計: 294席 3機
エアバスA350-941      12機
ビジネスクラス: 32・エコノミークラス: 289・合計: 321席
エアバス380-341      6機
ファーストクラス:12・ビジネスクラス: 60・エコノミークラス: 435・合計: 507席
ボーイング777-200ER  20機(退役予定)
ビジネスクラス: 30・エコノミークラス: 262・合計: 292席
ボーイング777-300ER  14機
ビジネスクラス: 42・エコノミークラス: 306・合計: 348席
ボーイング787-8      6機
ビジネスクラス: 22・エコノミークラス: 234・合計: 256席
ボーイング787-9      2機
ビジネスクラス:30・エコノミークラス:268・合計:298席

就航地34ヶ国32都市
<タイ>バンコク、チエンマイ、プーケット、サムイ、クラビー
<日本>東京(羽田、成田)、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡
<アジア>プノンペン、デンパサール、ジャカルタ、ヴィエンチャン、クアラルンプール、ヤンゴン、マニラ、シンガポール、ハノイ、ホーチミンシティ、北京、上海、成都、広州、廈門、昆明、香港、ソウル、釜山、桃園、ダッカ、バンガロール、デリー、チェンナイ、ムンバイ、ハイデラバード、コルカタ、カトマンズ、イスラマバード、カラチ、ラホール、コロンボ、テヘラン、マスカット、ドバイ
<ヨーロッパ>ブリュッセル、コペンハーゲン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、ミラノ、ローマ、オスロ、モスクワ、ストックホルム、チューリッヒ、ウイーン、ロンドン
<オセアニア>シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、オークランド

 

タイ国際航空のCAについて

勤務地(ベース)バンコク

日本人CAが乗務できる路線基本的に日本路線のみ

雇用形態3年の契約社員(最長6年まで延長可)

日本人男性客室乗務員の採用実績なし

 

募集要項(2016年8月実施分)

応募条件

  • 日本語を母国語とする女性、4年制大学卒業以上
  • 1992年1月1日以後生まれの方
  • 英語力 以下のいずれかを満たすこと(2年以内の取得に限る)
    *TOEIC600点以上
    *TOEFL Paper-based test 500点以上
    *TOEFL Computer-based test 173点以上
    *TOEFL Internet-based test 61点以上
  • 身体条件:健康、視力が良好であること(矯正視力可、眼鏡不可)
  • 身長:160cm以上
  • 体重:会社規定にあっていること(身長(cm)-体重(kg)=110以内)
  • 50メートル以上の水泳が可能であること

 

採用試験(2016年8月実施分)

採用の流れ

  • 書類選考:事前エントリー後、応募書類を郵送
  • 一次選考:身体測定(身長、体重)、筆記試験、写真撮影
  • 最終選考:グループワーク(日本語、英語)、グループ面接(英語)、朗読(日本語)、個人面接(日本語・英語)、水泳テスト
  • 身体検査
  • 内定

 

書類選考

応募書類

  • タイ国際航空所定の応募用紙(日本語および英語)
    *写真(5cm×5cm)をそれぞれの応募用紙に添付
  • TOEICまたはTOEFLの成績証明書
  • パスポート(顔写真のあるページ)のコピー
  • 卒業証明書のコピー(試験時に原本を提出)
エントリーシートを見る

    一次選考

    筆記試験内容

    英語での一般常識、適性検査

    地理の問題
    ・オーストラリアの首都は?
    ・ミャンマーの首都は?

    歴史の問題
    ・世界で一番古い航空会社は?
    ・タイ国際航空は設立当初、どこの航空会社と共同設立したか?

    理科の問題
    ・ボールを投げた時にどちらの投げ方が地面に早く落ちるか?
    ・バケツ一杯のリンゴとバケツ一杯の水はどちらが重いか?

    一般常識の問題
    ・ベジタリアンではないヒンドゥー教徒の人は何を食べてはいけないか?

    時事の問題
    ・Brexitに関して投票できる国はどこの国か?

     

    最終選考

    グループワーク内容

    ディスカッション後、発表

    テーマ:6人のグループで長文を読み、8人の中から3人助ける人を選ぶ。また、8人のうちから好きな人をランキングする

    グループ面接の内容

    • Please introduce yourself.
    •  Tell us about your family.
    •  How do you commute to work?
    •  What benefit will we have for hiring you?
    •  How do you handle complaints?
    •  Do you know anything about Thailand?
    •  Are you OK with living alone in Thailand away from your family?
    •  What do you do in your free time at home?
    • Why do you want to join Thai Airways International?
    • What will you do after finishing the contract with us?
    • Which place in Japan do you recommend visiting?
    • Can you get through the life in Thailand?
    • What is the most important thing when you choose your boyfriend?

    朗読(日本語)

    日本語の文章を2つ朗読(ニュース記事と機内アナウンス)

     

    個人面接

    【日本語】

    • ご出身はどちらですか?
    • ファンデーションはつけていますか?
    • 耳につけていらっしゃるそれはピアスですか?
    • ご両親はタイに住むことについて心配されていませんか?大丈夫ですか?

    【英語】

    • What do you do now for living?
    • What is the dish you recommend most at the restaurant you work for?

    水泳

    50m(初めの25mはクロール指定)

     

    受験者の感想

    ・受験者は70名くらいで、写真撮影がまずありました。靴を脱いで、全身と胸上を取られました。

    ・写真撮影後、身体測定があって靴を脱いで体重と身長を測りました。

    ・「ちょっとその辺りを歩いてみて」という指示があった方もいたそうです。

    ・筆記試験がとても難しかったです。

    ・筆記試験は全てマークシートで下。性格診断、IQテストのようなものです。SPIに近いものもありました。

    ・性格テストは英語で「犯罪に同情しますか?」などを聞かれ、よくわからない英語だなと思いました。

    ・説明時に「分からなくても、勘で印をつけない方が良い」と言われたので、時間が足りない時や分からなかった場合は素直に印をつけませんでした。

    ・筆記試験中はおそらく面接官の方が写真を撮っていました。

    ・分野ごとに制限時間があり、性格診断、記憶力、規則性など、勉強というよりは直感が試される内容でした。

    ・タイ国際航空に関する知識を問う問題もありました。

    ・筆記試験終了後は、そのまま帰宅となりました。

    ・二次選考はまず立って自己紹介→グループワーク→グループ面接→個人面接という流れでした。

    ・グループワークの話し合い中は日本語OKでしたが、発表は英語でした。

    ・グループ面接は、3対2での面接で、6人が2つに分かれて2人のタイ人面接官から面接を受け、終わったら交代して、他の2人のタイ人面接官との面接でした。

    ・とにかく短く簡潔に、笑顔で答えました。

    ・朗読は、大きな声を出すように心がけました。

    ・タイ人の面接官の方たちはとてもアットホームな雰囲気でした。

    ・タイに行ったことがある方は話が弾んでいるように思いました。

    ・水泳のテストは、自由形でいいと言われていましたが、急遽、最初の25メートルはクロールでという指定がありました。

    ・折り返しの壁でも、足をついてはいけないといわれました。しかし、壁は蹴ってターンしてもいいと言われました。

    ・スタッフの方が足を見張っていて、危険そうな人(溺れそうな人?)、足をついた人は直ちに止めますと言われました。

    ・自由形と聞いていたので、最初の25メートルはクロールでと言われ少し驚きました。

    ・中には50メートル泳ぎきれなかった方もいたようです。

    ・自分の泳ぎが終わってすぐ帰ってしまう方と、同じグループの方が全員泳ぎ終わるまで応援しながら待っている方といらっしゃったのですが、そのような、泳ぎ終わった後の態度もメモを取られていたと感じました。

    ・水泳テストを受けた当日に、内々定のご連絡をいただきました。

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    ※「採用試験」の内容は受験生からの報告をもとに掲載しています。記憶違いなど、事実と異なる場合があります。

    ※「受験生の感想」は客観的なものばかりではなく、受験生が感じたこと、思ったことが書かれています。絶対的なものではありません。

    ※試験内容は募集年によって変わることがあります。予め受験前にご自身でご確認ください。

     

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