目次
日本航空基本情報
概要日本で最も長い歴史を持つ航空会社です。1951年、日本航空株式会社(旧会社)により設立されました。1987年に日本航空株式会社法が施行されるまで日本のフラッグ・キャリアでした。以降は完全民営化し、現在に至ります。2007年にはグローバルアライアンス「ワンワールド」に加盟しました。全日本空輸(ANA)と並び、日本の国内大手航空会社です。
レターコードJAL
設立年1951年
本社のある国日本
豆知識
World Airline Star Rating:最高評価(5スター)を獲得(2020年時点)
※イギリスのSKYTRAX社(世界の航空格付け会社)による格付けです。
COVID-19 Airline Safety Rating:最高評価(5スター)を獲得(2020年時点)
※同上。航空会社の新型コロナウイルス対策の格付けです。
ワールド・エアライン・アワード:日本で初めてJALのエコノミークラスが世界一を獲得(2019年)
※世界中のユーザーに選ばれた、航空旅客満足度が高い航空会社に贈られる賞。SKYTRAX社の非営利部門が運営しています。
JALグループの子会社にジェイエア、日本エアコミューター、北海道エアシステム、日本トランスオーシャン航空、琉球エアコミューター、ZIPAIR Tokyo、ジェットスター・ジャパン、スプリングジャパンがあります。
スローガンは【明日の空へ、日本の翼】
JAL全体の意識・価値観・考え方としてJALフィロソフィを掲げています。京セラの創業者、稲盛和夫氏と各部門リーダーが社員の意識改革を目的に作られたもので、2011年に発表されました。
後述しますが、面接内でもJALフィロソフィについてよく質問されるので必ず目を通しておきましょう。
日本航空のCAについて
勤務地(ベース)羽田空港、成田空港など
給料初任給:199,000円
上記に加えて乗務時間に応じた乗務手当や各種手当あり
昇給:年1回
賞与:年3回(夏季・年末・期末)※2022年度実績
通勤費:当社規定により支給
キャリアステップ国内線(約1年:ファーストクラス、サービスリーダー含む)→国際線(エコノミークラス)→国際線(ファーストクラス)→LC(リードキャビンアテンダント)→CH(チーフキャビンアテンダント)
男性CAについて採用実績あり(2019年)
採用傾向
採用傾向としては、JAL採用試験キーワード『感動・感謝・気付き』が、例年非常に多いのが特徴です。また、JALフィロソフィも多く問われていました。JALを志望する受験生は日頃から、感動をする生活、人に感謝し感謝される言動、意識をして気付くことを大切にしていくことが、一番の受験対策であることは間違いありません。英語力が高い人材を求めているのはJAL、ANA両社共ですが、JALは“人間性、中身重視型採用”が年々高まっています。
募集要項(2024年3月新卒・既卒募集分)
応募条件
学歴:
(1)以下のいずれかの条件に当てはまる方
i)2024年3月までに専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業されている方
ii)2024年4月~2025年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業見込みの方
英語力:TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい。
詳細はコチラ雇用形態正社員
採用試験(2023年3月新卒募集分)
採用の流れ
- 書類選考:WEBエントリーシート提出、テストセンター
- 一次選考:グループ面接、サロン(日本語)/オンライン
- 二次選考:グループ面接(日本語)、適性検査(ロールシャッハテスト)/対面
- 最終選考:個人面接(日本語)、身体検査、サロン/対面
- 内定
書類選考
エントリーシート内容
- 「あなたはJALの客室乗務員として、どのような「新しい価値」を生み出したいですか。(300文字以内)」
- 「あなたを漢字一文字で表現してください。また、その理由を教えてください。(300文字以内)」
一次選考
グループ面接(日本語/オンライン)質問内容
受験生3名×面接官2名
・名前のみの自己紹介をお願いします。
・30秒で自己紹介してください。
・自己紹介を30秒から1分でお願いします。
・周囲と協力して頑張ったことは何ですか?
・学生時代にチームで成し遂げたことは何ですか?
二次選考
グループ面接(日本語/対面)
受験生1名×面接官2名
・今日はどうやって来ましたか?
・朝ご飯は何を食べてきましたか?
・簡単な自己紹介をお願いします。
・幼少期に頑張ったこと、挑戦したことについて教えてください。
・志望動機をどうぞ。
最終選考
個人面接(日本語/対面)質問内容
受験生1名×面接官2名
・緊張されていますか、どれくらい緊張していますか?
・今日はここまで飛行機で来たのですか?
・自己紹介を1分でお願いします。
・コロナ禍で得たことは何ですか?
・客室乗務員を目指したきっかけは何ですか?
身体検査
身長、体重、BMI、血圧、聴力、耳に圧を掛けてきちんと耳抜きができるか、鼻腔の検査(鼻の穴に内視鏡を入れて検査)、視力、色覚、胸部・腰部レントゲン、心電図、腹囲測定、採血、検尿、体力測定(4キロのボールを抱えて頭の上まで持ち上げてしゃがむ→掴む→胸まで持ち上げる→頭の上でキープ→胸に戻す→床に置く)、長座体前屈、仰向けになり足を曲げた状態でどこまで身体を起こせるか、腹筋(かかとを上げず足も開かないようにして1回実施)、耳鼻科、問診
新卒受験生の感想
・面接官の方々は優しい雰囲気でした。ですが、少し緊張感の漂うグループでした。予期せぬ質問がありましたが、答えることはできたと思います。
・面接官の方々が1つ1つの回答に丁寧にコメントしてくださったため、落ち着いて自分の思いを伝えられたと思います。ただ、グループ面接であったため、スラスラ完璧に回答する受験生に少し焦りを感じました。
・自分が話そうと思っていた内容と似たことを先に話された時には、引き出しをいくつか持っておいて良かったと実感しました。
・控え室25分→面接25分→サロン20分という流れでした。同じ時間に30人程がいました。グループ面接は3人ずつと案内がありましたが、私のグループは2人でした。
・言いたいことは8割ほど言えましたが、二次面接の緊張は想像以上で、言えなかったこともあったため少し後悔も残ってしまいました。
・周りの受験生の方々が和やかな雰囲気で、みんなでお話できる時間もあったためモチベーションを上げることに繋げられました!
・面接官の方々はすごく素敵な笑顔で優しく「どうぞお入りください」とドアを開けてくださいました。その日最後の時間帯であったのにお疲れである様子は感じませんでした。「緊張していますか?」とアイスブレイクを挟んでくださり、「綺麗に答えようとしなくても大丈夫です」と言ってくださったので、あまり気を張らずに答えることができました。目を見て話を聞いてくださり、たくさん頷いてくださったので話しやすかったです。
・面接官の方が「時間がそんなに無いですが…」と仰っていましたが、最後に一言の時間を設けてくださいました。しかし、もう1人の受験者の方がずっと5分くらい話してらっしゃったので、私が話す際は「お時間大丈夫でしょうか?」と言ってから短く話したことがよかったのではないかと思っています。
・緊張せずに挑むことができました。男性の面接官に少し興味がなさそうな態度をされましたが、めげずに最後の面接だと思って想いを伝えました。どのような結果であれ、素直に自分の言葉で伝えることができたのでよかったです!
・二次面接の時は圧迫感がありましたが、最終面接はかなり和やかな雰囲気で、男性面接官も女性面接官も終始笑顔で話を聞いてくださいました。話した内容に対して深掘りを繰り返していく対話の形式が多かったです。かなり緊張はしましたが、自分の言葉で話切ることはできたと思います。
・VICの先生から面接後のサロンも見られているというのを伺っていたので、気を抜かずにお話できました。JAL愛をたくさん伝えられたと思いますが、不安でいっぱいです。
・私の場合は先に面接でその後に健康診断だったので、待ち時間も少なくスムーズに進みました。ただ、会場に行くまでの道がとても風が強く、会場についてから面接までに身だしなみを整える時間がなかったので、会場に入る前に整えて行ったほうが良いと思いました。
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採用試験(2022年12月既卒募集分)
採用の流れ
- 書類選考:WEBエントリーシート提出、テストセンター
- 一次選考:グループ面接、サロン(日本語)/オンライン
- 二次選考:個人面接(日本語)、サロン、適性検査(ロールシャッハテスト)/対面
- 最終選考:個人面接、サロン(日本語)、身体検査/対面
- 内定
書類選考
エントリーシート内容
- 社会経験や職務経験、留学経験など、ご自身のこれまでの経験をJALでどのように活かしていきたいか教えてください。(300文字以内)
- 自分自身の魅力を最大限に発揮するためには何が必要だと思いますか。(300文字以内)
一次選考
グループ面接(日本語)質問内容
受験生2~3名×面接官2名
・お名前を教えてください。
・自己紹介をお願いします。
・自己PRをどうぞ。
・志望動機をどうぞ。
・なぜ転職を考えたのですか?
・なぜJALなのですか?
二次選考
個人面接(日本語)質問内容
受験生1名×面接官2名、15分程度
・名前と簡単な自己紹介をしてください。
・あなたの好きなことを含めて、自己紹介してください。
・自己紹介を30秒でどうぞ。
・自己紹介と志望動機をお願いします。
・学生時代や現職でチャレンジしたことは何ですか?
・その中で苦労した事は何ですか?どのようにその苦労を乗り越えましたか?
最終選考
個人面接(日本語)質問内容
受験生1名×面接官3名、15~20分程度
・今日は何時に起きましたか?
・今日はどうやってここまで来ましたか?
・飛行機の横を通りながらここへ来たと思いますが、その時どのように思いましたか?
・いつからCAになりたいと思っていましたか?
・CAになるために頑張ってきたことは何ですか?
・CAになったらしたいことは何ですか?
身体検査
身長、体重、BMI、血圧、聴力、耳に圧を掛けてきちんと耳抜きができるか、鼻腔の検査(鼻の穴に内視鏡を入れて検査)、視力、色覚、胸部・腰部レントゲン、心電図、腹囲測定、採血、検尿、体力測定(4キロのボールを抱えて頭の上まで持ち上げてしゃがむ→掴む→胸まで持ち上げる→頭の上でキープ→胸に戻す→床に置く)、長座体前屈、仰向けになり足を曲げた状態でどこまで身体を起こせるか、腹筋(かかとを上げず足も開かないようにして1回実施)、耳鼻科、問診
既卒受験者の感想
・控え室待機20分→WEB面接25分→サロン20分という流れでした。控え室には20人ほど受験生がおり、出欠確認をした後、選考の進め方をご説明いただき、応援動画を視聴しました。10分後にWEB面接用のZOOMに入りましたが、受験生一人のZOOMが故障されていたからか、控え室では面接官2人、受験生3人と聞いていましたが面接官2人に受験生2人でした。
・面接官の方はお母さんのような優しい雰囲気を持っておられる方とお姉さんのように優しい方で、お答えするたびに褒めてくださりとても和やかな雰囲気でした。答える順番はもう一人の方が全て先で考える余裕があったと思います。
・ずっとESを見ながら職歴についての確認と、職歴に関しての質問が多くありました。和やかな面接でした。
・志望動機など聞かれず、会話をしながら職歴について話していく面接でしたので、準備していた回答などではなく、とっさのコミュニケーションや、性格を見られていたのかなと思います。
・終始和やかで、「うんうん」と話をサポートしてくださるような雰囲気で相槌を打ちながら聞いて下さいました。思わず言葉が砕けた表現になりかけたので、注意しながらお話ししました。
・ロールシャッハは指示をよく聞き、指示通りに的確に解くことが大事だと感じました。初めは、明るいものを選べば良いのかなと思い選んでいましたが、選択肢に誤った情報があり、ひっかかりそうになりました。そのため、きちんと理解した上で解いてくことが大事だと感じました。意外と時間がなく、周りも最後まで解いている方が多かったです。それを見て試験監督のCAさんが「時間延長が必要な方はいらっしゃいますか?」と延長もして下さりそうな雰囲気でした。
・「何を見られていたんだろう、アピールしづらい質問ばかりだったな。難しい!」というのが率直な感想です。面接官の方が1~2分お話をしながら、”2つもしくは3つ”答えを同時に求められたことが何度もあり、何を聞かれているかに集中するあまり、熱意をもってお答えできなかった質問(なぜ現職を辞めてJALか)があり、あまり自信が持てずに終わりました。
・二次面接と異なり退室時は自分でドアを開けて出ていくため、立ち居振る舞いも見られていたと思います。
・家族の話をした時が面接官の反応が一番良く、「こちらまで胸が熱くなりました」といってもらえました。なぜJALかを見ている印象を受けました。
・数年前に卒業したにも関わらず、無料で受講させてくださりありがとうございました。熱心に指導してくださり、VICでの面接練習すごくためになりましたし、沢山の不安が解消できて自信をもって面接に臨めた結果合格することができたと思います。本当にありがとうございました。
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※「採用試験」の内容は受験生からの報告をもとに掲載しています。記憶違いなど、事実と異なる場合があります。
※「受験生の感想」は客観的なものばかりではなく、受験生が感じたこと、思ったことが書かれています。絶対的なものではありません。
※試験内容は募集年によって変わることがあります。予め受験前にご自身でご確認ください。