海南航空基本情報
概要海南航空は、1993年成立した中国の航空会社です。2011年より、スカイトラックス(SKYTRAX)エアライン・スター・ランキングで最高評価の5つ星を10年連続で受賞しています。600以上の国内・国際線ルートを運行しており、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなど、90カ国に達する国々へ就航しています。
レターコードHU
設立年1993年
本社のある国中国
日本人CAが乗務できる路線(2021年12月時点)
成田空港-北京、西安
羽田空港-北京
関西国際空港-北京、西安、深圳、海口、連雲港
新千歳空港-杭州
海南航空のCAについて
勤務地(ベース)北京
男性CAについて日本人の男性CAの採用実績あり。
募集要項(2015年12月実施分)
応募条件
- 学歴:大学、短大、専門学校卒業以上
- 年齢21~35歳(客室乗務員経験者:21~38歳)
- 制服着用の際、見える箇所に刺青、ボディーアートが無ない事
- 英語力:英語が堪能である事
- アームリーチ(爪先立ちで片手を伸ばした状態)で、最低212cmまで届く事
(安全上の理由です。届かない方の応募はご遠慮ください) - 明るく、異文化の環境でも適応し、チームワークを大切にできる方
- 柔軟性を持ち、不規則な仕事スケジュールに対応出来る方(夜、週末、祭日を含む)
- 中国(北京)に在住出来る方(国際客室乗務員は、将来海外拠点への移動可能性有あり)
- 最終試験後、中国民用航空局が定める健康診断に合格した方(NO.CCAR67FS)
雇用形態契約社員
採用試験(2015年12月実施分)
採用の流れ
- 書類選考:指定のアプリケーションフォームと最新の英文レジュメをメールにて送付。
- 一次選考:グループディスカッション(英語)、グループ面接(英語・中国語)、アームリーチ
- 最終選考:グループ面接(英語)、適性検査、スキンチェック、健康診断
- 内定
書類選考
- 指定のアプリケーションフォームをダウンロードし、必要事項を記入し、全身写真・顔写真を貼付の上、メールにて送付。
- 最新の英文レジュメをPDF形式で、アプリケーションフォームとあわせてメール送付。
(アプリケーションのワードフォームはローマ字で名前を付けてメール添付で送付)
一次選考
グループディスカッションのテーマ
面接官5名×受験者9~10名
The situation was this " How do you handle with these 7 problems as a purser in Hainan Airlines in the flight was delayed.
1)A passenger missed a flight for transfer and he/she got upset.
2)A passenger got a scar because of hot water during a flight.
3)A baby is crying and other passengers got annoyed because of this.
4)A cabin crew wants to make a phone call to cockpit.
5)A passenger doesn’t understand your language.
6)A passenger is smoking in cabin and it is prohibited.
7)A passenger wants to know about his/her accumulating mirage points
グループ面接質問内容
面接官2名×受験者2~3名
・自己紹介をお願いします。
・志望動機をお願いします。
・なぜ海南航空で働きたいのですか?
・なぜ客室乗務員になりたいのですか?
・中国文化についてどう思いますか?
・中国について何か知っていますか?
・あなたは中国語を話せますか?
・あなたの家族はあなたが一人で北京に住んでも大丈夫ですか?
・お気に入りの作家は誰ですか?
・海南航空で知っていることは何ですか?
・客室乗務員として何が出来ますか?
・短所は何ですか?
・ストレス解消法を教えてください。
・中国に住む上で日本と違い難しいと感じることは何ですか?
・働く上でのヨーロッパと日本の違いは何ですか?
・大学時代の専攻は何ですか?
・どんな作家が好きですか?
・海南航空と、今あなたが働いている会社の違いは何ですか?
・北京ベースで言葉や文化などが違う環境で、他のCAや仲間達と何を大切にし、どのように協力しますか?
・中国の印象を教えてください。(中国語)
・なぜCA希望ですか?(中国語)(挙手制)
アームリーチ
212cm。靴を脱いで実施します。
最終選考
グループ面接質問内容
面接官2名×受験者3名
・あなたの長所と短所を教えてください。
・ストレス発散方法は何ですか?
・なぜ海南航空希望なのですか?
・なぜキャビンクルーになりたいのですか?
適性検査(心理テスト)
80問程度
スキンチェック
O脚チェック、歯並びチェック、爪の割れ具合のチェック、手足の傷のチェック、全身写真撮影
健康診断
血圧測定、色盲検査
受験生の感想
・最初に会社説明会が約1時間ありました。海南グループについて、給料、福利厚生についてなどの話がありました。また、パンフレットとレターオープナーを頂きました。
・初めての面接で緊張していましたが、面接官の反応も良く、手応えがありました。しかし、不合格でした。
・面接官の方はお二人とも中国人で、笑顔や話しているときの印象を鋭く見ておられました。私は緊張して笑顔が固まってしまい、話すことに精一杯になってしまいました。日ごろから笑顔を意識するといいと思います。
・海南から5人の面接官が来て、そのうち2人は私の面接官で、1人は中国人女性、もう1人は日本人女性でした。面接は、受験者3名で10〜15分でした。 カジュアルで話しやすい雰囲気でした。時々日本人女性は日本語を話していました。
・4人の中国人と1人の日本人客室乗務員の方がいらしており、主に英語で説明や試験が進んでいきましたが、時折日本語で補足をしたりしていました。
・私は初日の6番目だったので和やかで圧迫などはありませんでしたが、80番の友人はその日の最後の方だったので、試験官たちは疲れていて話を聞いていなかったりイライラしたりしていたと聞きました。
・基本的に和やかでフランクな雰囲気ではありましたが、時折厳しい視線を感じました。真剣に審査しているのが伝わりました。また、面接で英語が拙い方がいましたが、その時も質問をゆっくり繰り返してくれたり、言葉に詰まった時もしっかりフォローしたりしていて、話を聞いてくれている感じが強く伝わりました。
・面接官の方々は非常に疲れた様子でした。そのため、後半グループだった私は、面接官がこれ以上疲れた時に面接してもらうより、初めのほうがまだ印象に残ると考え、受付の時に初めのほうに並び、面接も最初になるようにしました。後半グループの最初だったからか、面接官も少し休憩された後で、私たちにすごく興味を持ってくださったように感じました。あとは、自分の英語力と中国語力をアピールすることに徹しました。
・男性の面接官が疲れていたのか、終始気怠そうにしていたのが少し怖かったですが、基本的には会話のような穏やかな面接でした。面接官を楽しませるような会話ができたらベストなのではないかなと感じました。
・中国語で自己紹介をしているVIC生も何人かいらっしゃいました。中国語や韓国語ができるという方に対して、面接官の食いつきが良かったみたいです。
・グループディスカッションが6分間しか制限がなく、とても勢いがあり話に入っていくのが大変でした。英語でのディスカッションでは話せる人がどんどん意見を言っていて挙手してなんとか話せました。題材が少し難しかったです。
・面接は2.3問のみでした。興味を持った人にしか深く質問しませんでした。初めての面接で色々勉強になりました。
・面接の時間帯によって、質問される内容や質問数に違いがあるようでした。午前中の最後の方に面接された方達は自己紹介しかしていないとおっしゃっていました。会社説明の時に英語力がとても大事だとおっしゃっていましたが、面接では特にこちらが答えた内容に突っ込んで聞いてくることは、ありませんでした。自己紹介しか話しせずに、合否がわかれるということは、会社の好みの顔、雰囲気、グループディスカッションでの英語力を見ているのかなと思いました。
・グループディスカッションのテーマが私にとって分かりにくく、読むのに時間がかかってしまい、結局話についていけず、一言も話せませんでした。英語を頑張ろうと思いました。
・グループディスカッションは、私達のグループは最後のグループだったため、待ち時間に仲良くなり、とても良い雰囲気でディスカッションができました。また、率先してディスカッションを進めて下さった方がグループ全体の意見を上手に拾ってくださったので、全員がほぼ平等に発言できました。また、面接官は話している内容に頷いていたので、意見をよく聞いていたという印象と受験者が円になって話していた際に、顔を覗き込むように見ていた印象があるので、表情もチェックしていたと思います。
・面接は、女性二人の面接官でした。聞いている際の笑顔は少ない印象でした。話している際に頷いたり、一緒に受験した方の内容に笑ったりする場面はありました。メモを取るわけではなく、終始顔をあげ、表情も見ていたと思います。
・グループディスカッションでは、面接官は英語力と積極性をかなり重視していたと思います。
・グループディスカッションでは、すごく早口で仕切る方が2人いて、リーダーはその方々にお任せをして、私はいかに意見を言うか、相槌などをできるかに集中しました。スピードがとても速かったので2人くらい一言もしゃべっていない人が出てしまい、しゃべれてもかろうじて一言発言するだけでスピードについていくのがやっとの人も3人ほどいたので、議論は基本的に私とリーダー2人、他の人はちょっと入ってくるくらいの割合でした。最後に2分で発表する場面では、自ら立候補し、発表者を務めました。(いつもVICの授業でやっていたのであまり緊張はしなかったです。)とにかく、言葉に詰まらずに、笑顔、姿勢をくずさずに堂々と発表をすることに努めました。私の発表を一人の試験官がうなずきながらしっかり聞いてくれていたので、積極性と英語力を評価してくれていたのではと思います。
・とにかく笑顔でいることと、どんどん英語でしゃべることが試験中のキーポイントではないかと感じました。
・面接では特に難しい質問は聞かれず、自己紹介と志望動機をもともと準備していたので落ち着いて答えられました。海南航空のサービスを志望動機に急遽組み込んだら、よく調べているねと褒められ、そのTea offering serviceについて詳しい説明までしてくれました。ほかの受験生は中国のこととかも聞かれていたので、その国まで調べていると良いと感じました。
・試験前に英語面接の授業を受けて、緊張で笑顔なしの自分のビデオを見られたことが今回の試験前の大きな収穫でした。おかげで本番は笑顔をキープできたし、企業研究も入念に行って臨んだので、質問についてはあまり心配せずに臨めました。この二つが大きな勝因になったと思います。
・グループディスカッションは、各部屋9名(2部屋)で行われました。 論文をもらって2分読んで10分話し合います。話し合い中はメモを取ることができます。話し合い後に、2分間で話し合ったことを発表します。実施中は5人の面接官が出入りして、メモや写真を撮っていました。360℃から見られていました。
・これまで受験した航空会社の中で、最もスキンチェックが厳しかったです。ストッキングを脱がされ、少しの傷も見逃さず、チェックされていました。O脚・色彩検査・歯並び・爪の割れ具合・血圧、全て記録されました。私は血圧で引っかかってしまいました。それでも人事の方が何度も測り直してくれたり、他の受験生が帰ったあともずっと根気強く私の血圧に付き合って下さったりしました。それでも緊張のせいか、普段より40も高いままでした。歯のチェックもあったので、わたしは正直に矯正中のことを話しました。そうしたら、人事の方が駆け寄ってきて「スマイルしてみて!大丈夫、矯正しなくてもいいよ」と言って下さりました。それが本当かどうかはわかりません。恐らくチェックをつけられて落ちたと思います。それでも海南航空の人事の方・チーフパーサーの方の優しさに心を打たれました。ご縁がありましたら、海南航空でCAをしたいです。
・最終選考では、契約内容のプレゼンとパーソナリティテスト、ストッキングを脱がされての手足の傷チェック、最後に全身写真を撮って終わりました。海南航空の方5人程で全てを回していたので、ところどころ受験者のみで和気あいあいと喋る時間などたくさんありました。
・一次面接で英語力も内容もしっかりされていた方が最終選考にいなかったので、単に英語力だけを見ているのではなかったと思いました。また、最終面接に来ていた人はヘアメイクがしっかりしている方が多い印象を受けました。VICでの試験は白井先生がサポートしてくれたので安心してあまり緊張せず頑張れました。
・最終面接はとてもフレンドリーな面接官でした。笑いもおき、楽しい時間でした。分からない英語があったので意味を尋ねると、日本人の面接官の方が日本語で教えてくださいました。
・最終選考は60名程度いて、現役の外資系客室乗務員の方々も多数いらっしゃいました。
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