中国南方航空基本情報
概要中国南方航空は、1991年に設立された中国の航空会社です。広州を拠点に運航し、保有機数、路線網、旅客輸送力は中国最大の航空会社です。航空連合はスカイチームに加盟していましたが、2018年に脱退し現在は未加盟です。
レターコードCZ
設立年1991年
本社のある国中国
日本人CAが乗務できる路線
広州-成田・羽田・関西
広州-ブリスベン
大連-成田・関西・中部・新千歳・富山
長春-成田・関西・中部
瀋陽-成田・関西・中部
ハルビン-成田・関西・新潟
鄭州-成田・関西
武漢-成田・関西・中部
長沙-成田・関西・中部
シンセン-成田・関西
上海-成田・関西・中部
中国南方航空のCAについて
勤務地(ベース)広州
男性CAについて募集要項には、男性の条件も記載されていますが、日本人の男性CAの採用実績は今のところないようです。中国人の男性CAは在籍しています。
豆知識
日本人CA1期生を採用したのは2002年です。1機あたりに乗務する日本人CAは1~3名です。
募集要項(2019年11月実施分)
応募条件
- 学歴:専門学校、短期大学、4年制大学以上をすでに卒業、修了している方(2020年3月卒業予定の方も含む)
- 身体条件:
身長 男性170cm以上 女性160cm以上
コンタクト矯正視力1.0以上であること
航空乗務に際し、必要な体力、呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、腰椎等に支障がないこと
健康状態が良好であること - 語学:
美しい日本語を話せること
TOEIC560点以上または英検2級以上の英語力を有する方(入社してから、トレーニングや講習はすべて英語で行うので、日常会話に困らない程度の英語力が必要)
中国語の日常会話できる方 - 国籍:日本国籍であること
- その他:2020年4月時点で残存有効期間が2年以上の旅券を所持していること
雇用形態契約社員
採用試験(2019年11月実施分)
採用の流れ
- 書類選考:書類をメール添付にて送信、メール送信後、書類郵送にて提出。
- 一次選考:グループ面接(日本語・英語・中国語)、英語機内アナウンス朗読、中国語朗読、ウォーキング・姿勢チェック
- 最終選考:グループ面接(英語・中国語)、ウォーキング、英語スピーチ、身長チェック・スキンチェック・問診、制服チェック、写真撮影
- 健康診断
- 内定
書類選考
専用エントリーシートと英文履歴書をダウンロードし、入力後、メールにて送信。
メール送信後、下記書類を郵送する。
・入力済みエントリーシート(日本語で入力)
・入力済み英文履歴書(必ず証明写真3cmx4cmを貼付)
・全身写真1枚 (写真裏面に氏名を記載)
・パスポートのカラーコピー(顔写真のページ)
・卒業証明書又は卒業見込証明書(原本又はコピー)
・語学証明書コピー(資格がある場合のみ)
(注意事項)
・メールの件名には必ず名前(漢字+アルファベット)+生年月日を入力してください。
例)山田花子YAMADA HANAKO19901230 (1990年12月30日の場合)
・ダウンロードしたEXCELの書式に変更を加えないこと。(EXCELデータのまま送信してください。)
・写真は3ヵ月以内に撮影したものに限る。
一次選考
グループ面接質問内容
面接官5名×受験者5名
・英語もしくは中国語で自己紹介をしてください。1分間程度でお願いします。
・1分間で自己PRをお願いします。
・中国語のできる人は中国語で何か一言お願いします。
・客室乗務員になったら気を付けたいことは何ですか?
・中国語検定を取得していますが、話せますか?
・なぜフランス留学したのに中国の会社を受けるのですか?
・どんなCAになりたいですか?
・南方のCAになったらどんなことに気をつけて働きたいですか?
・現職で気をつけていることは何ですか?
中国語朗読
航空関係ではない内容の文章を朗読
ウォーキング・姿勢チェック
・その場で一周回る
・正面・側面・背面の姿を面接官に見せる
・面接官と目を合わせて笑顔を作る
最終選考
グループ面接質問内容
面接官5名×受験者5名
・英語もしくは中国語でバックグラウンドやキャリアなどを含めて自己紹介をお願いします。
・30秒で英語で自己紹介をお願いします。
・中国国内で1番楽しかった旅行先はどこですか?
・トレーニングにはいつから参加できますか?
・あなたが普段他の国の人と関わる上で気をつけていることは何ですか?
・中国語が話せますか?
・中国語の読み書きはできますか?
英語スピーチ
(1分間)
・自分が誇れるもの
・This is me
・I can
・Never give up
ウォーキング
面接官の前を通り、部屋を一周する
身長チェック、スキンチェック、問診
・身長チェック:160cmあるか、三角定規で厳密に測定
・スキンチェック
・問診:健康状態、手術歴、心臓疾患、家族の病歴、過去の病気などの確認
・腕と足に傷がないかの確認
健康診断
各自病院を探し、指定の項目の診断を受け、健康診断書をメールにて送付する。健康診断費は自費。
受験生の感想
・中国語が話せる方達が最終選考まで残っていました。広州ベースという事で、かなり中国語を重要視していました。待っている時に実際に日本人の面接官方が「トレーニングより広州での生活面の方が心配」と言っていました。
・一次面接の自己紹介の時に、5人中3人が中国語で話していましたが、会社と中国を褒めている内容は私だけでした。
・私は中国と南方航空が大好きなので、全ての質問を中国と南方航空のエピソードに繋げて、気持ちを伝えました。
・面接官の方は笑顔で優しい雰囲気での面接でした。
・今回の試験はしっかり練習して挑めたので、頭が真っ白にならずリラックスして言えました。英語でスラスラ言えたのでそこは以前の面接より自分でも成長したと感じています。スタイルには自信がないのでそこだけが不安要素でした。なので、通過連絡がなかったですが諦めずまた受験しようと思います。
・圧迫気味の面接でした。最終グループでしたので、面接官は疲れているように見えました。
・最終選考の英語スピーチは、英語でお題が書いてある紙を選び、お題について1分スピーチをする形式でした。
・一次選考で自己紹介以外に何も聞かれていなかった人も最終選考にいましたので、内容はあまり聞いていない感じがしました。最終選考も笑顔と雰囲気は意識しており、面接の感触は悪くなかったと思いましたが結果は不合格でした。膝の手術跡がまだきれいに治っておらずそれが原因かと思いましたが、面接の練習ももっと頑張ろうと思います。とにかく見た目に非常に厳しいなと実感しました。
・自己紹介の内容はもちろんですが、容姿で決められていたような気がしました。
・面接の案内のメールにはスキンチェックと英語で自己紹介としか書いていなかったが、実際には質問もされました。何を聞かれても答えられるように準備をしていたのであまりびっくりはしなかったです。スキンチェックは腕の大きな傷が心配でしたが、通過できて安心しました。
・スキンチェックの他に、面接官の前で姿勢チェックとして、一回転してくださいという指示があったので見た目はある程度関係していると思います。
・質問する人は一人で、後の面接官は話している人とその他の人の表情や姿勢を見ていたと思います。
・最終面接の前に、ストッキングを脱いで制服に着替えてから一人ずつ全身を撮影しました。面接室に入ると全て英語で説明されるので、入室前に面接で何が行われるか日本語で説明がありました。
・スキンチェックの際に、ジャケットとストッキングを脱いで一人ずつ部屋に入ってチェックされました。身長の低い方はダブルチェックされていました。腕を前に出して見せてから、スカートを少し上げてゆっくり一周回るように言われました。その後、着替えてから面接でした。知り合いが多かったのであまり緊張はしていなかったのですが、面接室に入ると5人の面接官がいたので少し緊張しました。一人ずつ前に出て自己紹介をしたのですが、面接官があまりにも表情を変えなかったので緊張して途中で言うことを忘れてしまい沈黙が続いたのですが、何とか最後まで言い切りました。その後、二人だけ日本語で質問されていました。一人の方は国籍について、もう一人は客室乗務員としてどんなサービスをしたいか。その後、姿勢チェックがありその場で回りました。
・沢山の面接官の方がいらっしゃったので、部屋に入ると緊張感がありましたが、それまではサポートして下さっていたスタッフの方々が、緊張がほぐれるようにたくさん話しかけて下さり、和やかな雰囲気でした。
・面接の後に簡易的なメディカルチェックがあり、手術経験や怪我、入院などを聞かれ、最後に身長を測りました。本社よりドクターが来られており、1人ずつ腕と足の傷のチェックをされました。チェックメディカルチェックは厳しいように思いました。
・スキンチェックでは、手と足を念入りにチェックされました。火傷や小さい傷などについて聞かれている人もいました。
・内容を聞いているというよりは、立ち居振る舞いを重視している感じでした。座っている時に足や手が綺麗に揃っているか、他の人の話しをきちんと聞いているかをチェックしていました。
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