目次
全日本空輸基本情報
概要1952年に設立された日本初の純民間航空会社、日本ヘリコプター輸送を前身とする日本の航空会社です。1957年に商号を『全日本空輸株式会社』に変更し、1999年には世界最大の航空連合「スターアライアンス」に加入しました。日本航空(JAL)と並び、日本の国内大手航空会社です。
レターコードANA
設立年1952年
本社のある国日本
豆知識
World Airline Star Rating:最高評価(5スター)を獲得(2021年時点)
※イギリスのSKYTRAX社(世界の航空格付け会社)による格付けです。
ANAは9年連続5スターを獲得しました。
World’s Best Airline Cabin Cleanliness受賞(2021年時点)
※同上。機内の衛生、清潔の評価が最も高い航空会社に贈られる賞です。
Best First Class Lounge in Asia初受賞(2021年時点)
※同上、アジアのファーストクラスラウンジで評価が最も高い航空会社に贈られる賞です。ANAは今回初受賞です。
ANAホールディングスの主要子会社にエアージャパン、ANAウイングス、Peach Aviationがあります。
スローガンは【あんしん、あったか、あかるく元気!】
世界をリードし続ける、自立した強い企業を目指すANA。採用面接では「頑張れる人材かどうか、チャレンジできる人材かどうか」に重点を置いている傾向があります。
人となりを見るため、面接では質問の回答に対して深く堀り下げられるが多い傾向です。
ANAが大切にしていること
【ANAが大切にしていること】について、現役CA(VIC卒業生)に伺った所、下記回答を頂きました。面接対策の際ご参考にしてください。
「エンカレッジ」と「アサーション」です。
エンカレッジは「関心を持つ、感謝を伝える、声をかける、助け合う、理解しようとする」というもので、実践した際にはエンカレッジカードにサインをしていきます。
これはCAが行っている取り組みです。
アサーションは発信すること。先輩から後輩へ伝えるだけでなく年次の若い方でも気づいた事があったら、どんどん発信・共有しトラブルチェーンを断ち切ろう!というものです。
チームで万全の体制を築くための合言葉となっています!
全日本空輸のCAについて(2024年3月新卒募集時)
勤務地(ベース)東京(羽田)
給料<2024年度(予定)>
院卒:月額197,521円
大卒・高専(専攻科)卒:月額194,221円
短大・高専(本科)・専門卒:月額186,319円
※いずれも職務調整手当等30,000円を含む、別途諸手当あり
<2023年度 実績>
院卒 月額197,521円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)
大卒・高専(専攻科)卒 月額194,221円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)
短大・高専(本科)・専門卒 月額186,319円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)
上記に加え、乗務時間に応じた手当あり
諸手当
家族手当、住宅手当、深夜労働手当、土日出勤手当、乗務手当、職務手当など
昇給・賞与
昇給:年1回 (4月)
賞与:年2回(夏・冬)2023年度実績
キャリアステップ訓練後、1年目から国内線・国際線エコノミークラス乗務→国際線ビジネスクラス→国際線ファーストクラス
男性CAについて採用実績あり。
2019年に新卒男性を初めて採用しました。
募集要項(2024年3月新卒募集分)
応募条件
・2024年4月から2025年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方。
・裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
・航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。
・東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港に公共交通機関を利用し120分以内で通勤可能な場所に居住または居住予定であること。
・TOEIC600点程度もしくはGTEC Business公開会場版-LR260点程度以上の英語力を有することが望ましい。
・入社までにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)。
詳細はコチラ雇用形態正社員
採用試験(2024年3月新卒募集分)
採用の流れ
- 書類選考:WEBエントリー、動画アップロード)
- 一次選考:グループ面接(日本語)/オンライン
- 二次選考:簡易身体検査、グループ面接(日本語)/対面
- 最終選考:テストセンター、身体検査、個人面接(日本語)/対面
- 内定
書類選考
<WEBエントリーシート>
・あなたの人生におけるターニングポイントと、それが今の自分にどう影響しているか教えてください。(400字以下)
・あなたが目指すANAの客室乗務員とは?それを実現するためにどのように行動していきますか?(400字以下)
<エントリー動画>
・ご自身の行動で相手が笑顔になったエピソードを1分以内でお話しください。
※エントリー時に英語資格証明書(TOEIC、GTEC-LR)をアップロードできない場合、書類選考通過後に英語試験(GTEC-LR)を受検。
一次選考
グループ面接の内容
・自己紹介をどうぞ。
・緊張を解すために普段何をしていますか?
・短めの自己紹介をお願いします。
・(自己紹介の内容から)なぜスペイン語を選んだのですか?
・名前と志望動機を1分でお願いします。
二次選考
グループ面接質問内容
・今日はここまで何で来ましたか?
・飛行機に乗ってここに来る上で何か気づいたことはありますか?
・機内はどのような感じでしたか?
・客室乗務員からお声掛け等はありましたか?
・自己紹介を1分でお願いします。
簡易身体検査内容
身長、体重、尿検査
最終選考
個人面接質問内容
・今日はどうやって来ましたか?前泊しましたか?
・今朝ANAの飛行機に乗ってきた感想を教えてください。
・前日はきちんと寝られましたか?
・今どのような気持ちですか?
・自己紹介をお願いします。
身体検査内容
レントゲン、耳鼻科、インピーダンス 、採血、血圧、心電図、内科、整形外科、バランス検査、聴力検査、視力検査、聴力、心電図、胸部レントゲン、眼科(視力検査、斜視、角膜視診、瞳孔反射、色覚検査[石原式])、採血、血圧、耳鼻科(鼻腔と耳腔の視診、扁桃腺視診)、インピーダンス、内科、整形外科(脚気のチェック、関節稼動域―ベッドに仰向けで足を様々な方向に動かされ痛くないか訊かれる、腰を90度に屈曲、前屈)、問診(事前アンケート―痣はないか、アレルギーはないか、手術経験などの項目に基づいて)
新卒受験生の感想
・面接時間は20分という短い間だったので、簡潔に話すことを意識しました。深掘りや圧迫はありませんでした。
・人生で一番緊張しました。初めて笑顔が引き攣る経験をし、対面の方がやりやすいと感じました。今回は反省点がとても多くてあまり自信はありません。
・オンライン面接が初めてだったのでとても緊張しました。ESに書いたことを再度聞かれるような質問が多く、少し戸惑いました。
・他の人が長く話していましたが、私は端的に答えることと、最後まで笑顔を心掛けました。面接官(女性2名)は終始笑顔で聞いてくれました。
・オンラインだった事もありとても緊張してしまいましたが、ずっと笑顔は絶やさずにいました!面接時間20分で受験者が5人だったので、短く感じました。待っている時も頷きと笑顔を大切にしました。
・他の方はエピソードの詳しい数字や結果に至るまでの背景等を話されていましたが、私はあくまでも簡潔に伝えることを意識していました。自分がこの画面の中にいる誰よりも一番笑顔をキープする!!という思いで取り組みました。
・面接官は女性2名で、緊張しなくて大丈夫ですよと、最初は和やかな感じを出しつつ、始まったら面接モードで話す内容をしっかり見られていたような感じがしました。気になったところは深掘りしてくださる感じでした。他の2人が話している時の態度は全く見られていなかった気がします。
・自己紹介はなく、最初の質問は自己PRでした。最初に指名されたので自己PRだけ話しましたが、後の2人は学校名と名前を最初に言ってから自己PRを話していて、私だけ学校名と名前を言っていないので少し不安になりました。
・グループごとに質問内容も全く異なっていて、別グループでは1月のJALの事故に関する質問があったそうです。
・手応えなしでした。緊張で焦ってしまい、言いたいことが言えませんでした。面接官は1人真顔の方がいて、より緊張しました。語彙が飛んでしまいましたが、面接官に助けられました。面接官の方がグループのうちの1人にたくさん相槌をしていたので、私には興味がないのかなと思ってしまいました。通っていて欲しいです・・・。
・最後の一言では、それまでに志望動機を伝える機会がなかったので、用意していたことに志望理由を絡めてお伝えしました。
・他のグループではESから質問されたところもあったそうですが、私のグループではこれまでの経験についての質問ばかりで、企業研究に関する質問はありませんでした。落ち着いて面接官とのコミュニケーションを楽しむことができた気がします。
・最終面接ということもあり緊張してしまいました。会話のように話してくださっていたのですが、時折見える真剣な顔に少し臆した部分があります。結果がどうなるか不安な気分になってしまうような受け答えをしてしまったため、もっとこうすれば良かったと思うところはありますが、後悔はなく終えられたと感じます。
・受験生は皆一律で身体検査→面接の順番でした。身体検査の後1時間ほど身支度を整えたり、自分の担当CAさんや受験生仲間とお話ししたりする時間がありました。面接までかなり時間が空くのでそわそわしましたが、仲間と話すことで冷静にもなれたと思います。面接までの待機室にはケープや姿見も用意されていました。
・一次や二次と同様、人柄に加え「なぜCAか」「航空業界への志望度はどうか」という目線もあったように感じます。圧迫ではありませんでしたが、目線の鋭さは感じました。何やらメモも取られていました。しかし、目をしっかり見て頷いていただけました。
・最後の一言では感極まって少し声が震えてしまいましたが、「落ち着いてお話しできていますね」と言って頂けました。
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募集要項(2024年7月既卒募集分)
応募条件
2024年6月末時点で、専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)をすでに卒業または修了している方。
■裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
■航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。
■東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港に公共交通機関を利用し120分以内で通勤可能な場所に居住または居住予定であること。
■TOEIC600点程度もしくはGTEC Business公開会場版-LR260点程度以上の英語力を有することが望ましい。
■入社までにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)。
■社会人としての就労経験は問いません。
詳細はコチラ雇用形態正社員
採用試験(2024年7月既卒募集分)
採用の流れ
- 書類選考:WEBエントリーシート提出、エントリー動画提出
- 一次選考:簡易身体検査、グループ面接(日本語)/対面
- 最終選考:テストセンター、個人面接(日本語)、身体検査/対面
- 内定
書類選考
<WEBエントリーシート>
・なぜ今ANA CAにチャレンジしようと思いましたか。また社会に出て得た力をどのようにANA CAとして活かしますか?(400字以内)
<動画>
・あなたが人に勧めたいものやことを、自分なりに1つPRしてください。(1分以内)
※エントリー時に英語資格証明書(TOEIC、GTEC-LR)をアップロードできない場合、書類選考通過後に英語試験(GTEC-LR)を受検。
一次選考
グループ面接(日本語)質問内容
受験生2~3名×面接官2名、30分程度
・自己紹介を1分でお願いします。
・会場に来る時に何を思いましたか?
・今日ここまで何を感じながら来ましたか?
・志望動機を教えてください。
・志望動機とANAで何を実現したいかをお話しください。
最終選考
個人面接(日本語)質問内容
受験生1名×面接官2名、15~20分程度
・簡単に自己紹介をお願いします。
・なぜ今の時期に転職しようと思ったのですか?
・ANAに入社して活かせる長所を教えてください。
・マナープロトコール検定を取得した理由は何ですか?
・国際線ですぐにその資格は活かせそうですか?
身体検査
レントゲン、耳鼻科、インピーダンス 、採血、血圧、心電図、内科、整形外科、バランス検査、聴力検査、視力検査、聴力、心電図、胸部レントゲン、眼科(視力検査、斜視、角膜視診、瞳孔反射、色覚検査[石原式])、採血、血圧、耳鼻科(鼻腔と耳腔の視診、扁桃腺視診)、インピーダンス、内科、整形外科(脚気のチェック、関節稼動域―ベッドに仰向けで足を様々な方向に動かされ痛くないか訊かれる、腰を90度に屈曲、前屈)、問診(事前アンケート―痣はないか、アレルギーはないか、手術経験などの項目に基づいて)
既卒受験者の感想
・男性1人女性1人の面接官と受験者3人でした。入った瞬間から怖そうだという印象で、女性の方は声が静かめでたまに頷いたり笑ってくれましたが、厳しい目で見ているのが分かりました。一緒に受けた2人も怖かったと感想を持っていました。
・一緒に受けた他の2人がかなり長めに喋っていたので、私だけ短すぎると面接官にそれだけ?と思われてしまいそうで普段より少し長めに話しました。
・4年間採用を待っていましたという強い気持ちと、自身の強みを最大限活かせるのはANAだということを簡潔に伝えました。もっとANAが好きになるような楽しい面接でした。
・比較的和やかな雰囲気で面接を受けることができたと考えています。面接官の方々が一番初めに「覚えてきた内容をそのまま話す方が多いのですが、そうではなくて、自分の言葉で伝えてもらえると魅力が伝わってくると思います。」とおっしゃっていたのがすごく印象的で、その言葉のおかげで緊張が解けました。
・オリエンテーション→健康診断→待ち時間(1時間)→面接→会社説明の流れでした。
・私が参加したタームは24名いらっしゃいました。予約枠を見ると最終で360名ほどいらっしゃったと思います。
・面接は本当に緊張しました。面接官は2名(男性50代・女性40代CA経験者)でした。入室してすぐに男性の方から「緊張している?しなくていいからね。」と言ってくださいました。
・終始会話のような形でしたが、鋭い質問もありしっかり深掘りしていただきました。覚えていることを話すのではなく、聞かれたことに対して会話のように短く、尚且つ自分の思いを伝えました。「いいね」、「すごいね」、「勉強しているね」など、肯定的な発言をしてくださり、話しやすかったです。女性の方も終始笑顔で聞いてくださいました。
・身体検査では血圧→採血の順番でしたが、間違えて採血をしてから血圧を計ろうとした受験生がいて、看護師の方にもANA社員の方にも注意されていた方がいました。指示された順番通りに、正確に、そして効率良く回ることが大切だと思いました。
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※「採用試験」の内容は受験生からの報告をもとに掲載しています。記憶違いなど、事実と異なる場合があります。
※「受験生の感想」は客観的なものばかりではなく、受験生が感じたこと、思ったことが書かれています。絶対的なものではありません。
※試験内容は募集年によって変わることがあります。予め受験前にご自身でご確認ください。