JAL・ANAの面接では、面接の終わり際に
「最後に一言どうぞ」
「言い残したことがあればどうぞ」
と、言われることが多いようです。
自己PRや志望動機、これまでに力を注いだこと等は、バッチリ準備をしていると思いますが
最後の一言
考えていますか?
「最後の一言」はフリータイムのようなものだから、その場で思ったことや感じたことを・・
なんて考えていると、冒頭で述べた自己PRと被ってしまったり
面接中に一度伝えたことを、もう一度繰り返してしまう。
という結果になりかねません。
ポイント
「最後の一言」は、あなたを印象づける とても大切な「一言」です!!
と言いますのも・・
人は最初だけではなく「最後に与えられた情報」にも
強く影響を受けるようです。
この習性は「親近効果」と言い、後半に提示された性格特性が、
前半に提示された特性より人物評価に強く影響することもあります。
これの逆が「初頭効果」で「物事の一番最初が記憶に残りやすい、またはインパクトを受けやすい」というもの。
初めて顔を合した時、自分に対する印象のほとんどはその場で決まってしまいます。
1度決められてしまった印象を変えるのは難しく、一番最初で自分に
好意を持ってもらうことが出来ないと、その後も良い印象を持たせるのが難しいのです。
一見矛盾しているようにも感じますが、思い返してみてください。
第一印象が悪いと、その印象はなかなか変わらないですよね?
逆にドラマでいうと最終話や、コンサートだと最後の曲が印象深いことが多くないですか?
または楽しい一日であったはずなのに、最後に嫌な事が起こると
何となくその印象が色濃く残りませんか??
第一印象=初頭効果
最後の一言=親近効果
結果、どちらが大切かと言われると、どちらも大切だと思います!
ですから、両方を活用すれば良いと思います!!
第一印象アップの練習はしている方も多いと思いますが
最後の一言も、しっかり練って熱意を伝えて下さいね!!