ブログde授業~合格者に診る”聞ける自己PR”~
10年くらい前の自己PRは2分が主流、昨今は1分、今年は30秒程度。
早く流れ行く時代、こういうところにも大きな変化が見られます。
今年は真夏に行われた採用試験。余計に手短に話す必要がありました。
私が授業で推奨する自己PR(志望動機)は、
20秒と40秒の二種類を作っておく
というもの。
今年主流だった30秒程度で自己PRをと言われた時には、
20秒バージョンをゆっくり話す
手短に自己PRをと言われた時には、
20秒バージョンで
簡単に自己PRをと言われたときには、
40秒バージョンで
もし、暑い夏でも1分間程度で自己PRをと言われたときには、
40秒バージョンをゆっくり話す
そんな臨機応変さもとても大事!!
ところで、中身のお話です。
自己PR第一声で、
『私の強みは洞察力があり、加えてこの笑顔と明るさです。また~』
『私は、気配り、気遣いが得意です。また~』
こんな自己PRを言っていませんか?
面接官も皆さんと同じ人
皆さんが心地良いと思うことは面接官も心地良いと思い、
皆さんが嫌と思うことは面接官も同じです。
さて、初対面でのパーティーや飲み会で、こんなPRをしてくる男性がいたら、
皆さんはどう思うでしょうか?
『はあ。。。。。。。。。』という気持ちになるのではないでしょうか?
面接官は、こんな自己PRに飽き飽きしているでしょう。
現に、VIC生の受験報告書で、
『長々と自己自慢をしている他の受験生に対して、面接官はため息が出ていました』
『自分の長所ばかり話している受験生に対して、面接官は嫌な顔をしていました』
という報告が多かったです。
自己PRは、確かにPRですが、飛び切り大きなすごいことを言うのではなく、
等身大の自分のことを、楽しそうに、嫌味なく言うことが大事!!
ご参考までに、全日空合格者↓のハヤさんは、
『私はとても大食いで、お寿司を46皿(だったと記憶)食べます』
が自己PRの冒頭一番の内容です。
同じく全日空合格↓の『ちいママ』は、
『私はよく周りから大阪のおかんといわれます』
が自己PRの柱になり構成されています。
また、『あなたは周りからどのような人だと言われますか?』
に対しても、
『私はよく周りから大阪のおかんといわれます』
です。
それまで強面だった面接官が、これを聞いた瞬間、クスッと笑ってくれたそう。
そして、
『あなたと是非一緒に働きたいです』
とも言われたようです。
もう一度、自己PRはどんなことを言うの?を考えてみませんか?